アイ、ロボット

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アイザック・アシモフの同名の小説(原題が同じで翻訳版は「われはロボッ」トもしくは「わたしはロボット」)にアイデアを得て制作されたらしいです。アシモフが好きなので見にいかなければ、と思いつつも予告編をみる限りどうもロボットと戦うみたいで、ちょっと勝手が違うような感じです。 そもそも黒人刑事が主人公のロボットが殺人容疑に問われる話って言われたら、「鋼鉄都市」なんですけれど…。
この映画でも使用されているロボット3原則は、当時ロボットが反乱したり敵対したりという人類の敵として書かれる事が多かったのに対して、友好的なロボットを登場させるための足枷として考えだされたものです。つまり3原則を守るかぎりロボットと戦うという状況は発生しないわけで、そのへんがちょっと気にかかってました。

映画では結果として3原則は出てくるけど有名無実って感じでした。アシモフがいうところのフランケンシュタイン・コンプレックス(フランケンシュタインのモンスターのように僕として創造したものがいつか反乱するんではないかという考え)を忠実に再現したような映画になってました。反乱の原因やプロットは原作本の中にも似たようなものはありますが、アシモフの場合はあくまで3原則に従っておりなんらかの原因があって反乱したように行動してしまうのですが、映画だとそのへんが安易な理由になっちゃってる感じでした。
他にもスーザン・キャルビンはそうじゃないだろうとかいろいろ気になるところはありましたけれど、そういった事を含めても映画そのものは面白かったです。皮肉じゃなくて本当に。原作にこだわりなければ損はしないかなーと。

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コメント(2)

こば :

アシモフゆーとSFより推理小説(黒後家蜘蛛の会シリーズ)のほうを読んでたな
あと科学エッセイ集(多分これ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431540375X/qid=1096263226/sr=1-44/ref=sr_1_2_44/249-4486073-3661902)はよく読んでた
今でも実家に(探せばw)あると思うがそう頻繁に本屋に行く歳でもなかったのでかなり飛び飛びなのが残念

nak :

ミステリやノンフィクションはあまり読んでないんですよ。SF物でも鋼鉄都市シリーズはミステリっぽいところもありますよん。
SFでミステリっていうと
「ここは完全な密室だ。他殺の可能性はないだろう」
「いや、これは他殺だ。犯人はテレポーテーションで逃げたんだ!」
なんてトンデモ展開もできたりするわけですが、先の鋼鉄都市シリーズだとロボット3原則を縛りにして、そういった展開にしないようにしてますね

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このページは、nakが2004年9月26日 22:58に書いたブログ記事です。

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