反逆者の月
月は実は巨大な宇宙戦艦だった。「第四帝国」に所属するこの戦艦は、5万年前におこった反乱によって地球にとどまる事になったが、その反乱はいまも継続中なのだ。月面を調査中のコリン・マッキンタイア少佐はこの戦艦と接触し、艦長になるよう要請されるのだが…
といった感じではじまりましたが、アイデアのスケールの大きさにしてはストーリーはなんというか普通でした。ただつまらないわけではなく、三部作らしいので今後の展開は気になってます。
以下少しネタバレありかも。
戦艦のコンピュータ、ダハクは人と会話ができるんですが、この会話がどことなくナイトライダーのKITTやらを思い起こさせ、ちょっと典型的な感じもします。HALみたいに反乱はしないようですけど。
ヒロインのジルタニスはなかなかのツンデレぷりとしゃべり方が古風となんだかそのままアニメキャラに出来そうな勢いです。主人公も「偶然から古代のオーバーテクノロジーを手に入れた」と結構王道なので、多少アレンジすればそのままアニメに出来そうな気もします。
5万年前の反乱で、戦艦の乗組員は二つのグループに分かれて抗争しているんですが、主役側のグループが西側諸国に、敵側のグループがテロリストに多くの支配力をもっているっていうのがなんとも。あと敵のグループのリーダーは徹底的に悪として書かれてます。ここまでやってくれると清々しいかも。
とちゅうで日本「陸軍」のタマ・ナツオ「少佐」が出てきます。名前はともかく組織名と階級名は元からそうなのか、訳が間違っているのか。この小説は2040年ごろの話なのでそのころには陸軍になってそうな気もしないでもないですけど。
個人評価としては「はずれではないけど、気になるようならどうぞ」ってところでしょうかね
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