初音ミク

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いまさらながら初音ミク【AA】について。
YouTubeなんかにあがっている作品を聞いている分には、これが15000円のソフトで実現できるのは驚きです。細かい調整が必要なようですが、10万するソフトと比べても遜色ないレベルですし。なにより歌えるというのが強いです。

最近はTBSでの紹介のされ方に批判がありますね。自分もあれをみて、初音ミクの紹介じゃなくて初音ミクのユーザーの(それもエッジなところにいる人達の)紹介じゃんと思い、なぜ商品の紹介を前面に出さないのか疑問でした。
この件については「アッコにおまかせ」批判を理解してないテレビ関係者にいくつか答えがある気がします。なぜ反感を買うのか、については

逆に受け手側のある種の自虐意識が根底にあるが故の番組批判という見方もできる。テレビ局や世間的には「初音ミク=オタク」というステレオタイプ式が存在する。ところが初音ミクユーザー側からすると「初音ミク=DTM(デスクトップミュージック)」かつ「DTM>オタク」ゆえに「初音ミク>オタク」という式が成立するというわけだ。

がいいところをついてるんじゃないかと思います。
またなぜ商品じゃなくてユーザの紹介になったかは
ボクシングや相撲などの問題とは異なり、今回の初音ミクの件が世の中的にほとんど騒ぎにならないのは、「アッコにおまかせ」の取り上げ方が、世の中の多くの人々とそれほどズレてはいなかったからだ。地上波テレビは常に視聴者が求めているものに迎合する。読者の中にはこのことに全く納得できない人もいると思うが、テレビは数字が取れないことはやらない。

てことで、テレビの方法論からすればまともってことなんでしょう。そしてテレビが想定している視聴者は初音ミクのユーザ層とは大きくずれていると。

ただどんな紹介のされ方をしようと初音ミクそのものがかわる訳ではないので

「放送で楽しかった気分は奪われ、創作意欲も大きく削り取られてしまいました。ホント、返して欲しいです>TBS」

みたいに意欲をなくされちゃうのは残念ですね。
コンシューマ向けにこのレベルのソフトがあることで、映像作品をより少人数で(一人でも)作ることができるようになってきたんじゃないかと思います。コンシューマ向けに3DCGソフトが出てくることで、想いのまま動かせる俳優やセットを手に入れることが可能になり、個人でも映像作品をコンピュータ上で作ることが可能になりましたが、いぜんとして声は人を使う必要がありました。でもこの技術によって今度は声もコンピュータ上で演技をさせることが可能になったわけです。しかも絶対に音程をハズさずに歌うこともできるわけで。
これは少人数で映像作品を作ってる人達にとって、強力なツールになりますよね。

むしろ今はテレビ局に「初音ミクは先進のDTMソフト」ではなく「オタクむけの萌えソフト」とでも思ってもらった方がいいのかもしれませんね。
本質を見抜けないでいるうちに、ユーザが様々な可能性をさぐっていって、気づいたときには個人が簡単に使える映像作品左右性ツールとその配信システムができていて、放送にたいする一大勢力に成っている、なんて展開はちょっと燃えます。

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こば :

mixi 発のヴァーチャルアイドルか、けっ

そう思ってた時代が僕にもありました

ブツを知ってすげぇぇぇ!欲っすぃ!なわけですが
せめて男女の2声ぐらいはパッケージングして欲しいところ
お値段据え置きで

nak :

>mixi 発のヴァーチャルアイドルか
その発想はなかったわ

前作のVocaloidが2万ほどみたいなので、これでも安くなっているみたいですよ。12月には第2弾が発売されるみたいですが、追加音声ライブラリの販売とかもやってほしいところ?

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このページは、nakが2007年10月23日 00:40に書いたブログ記事です。

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