百舌谷さん逆上する

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いや、いまさらですが百舌谷さん逆上するの話。
ツンデレが病気という設定がやはりとびぬけてますなぁ。ただこの作品世界でもツンデレ萌えが存在しているってことなので、病気持ちの人物にたいする萌えというのが存在するわけで、そう考えるとちょっときわどい設定かも。現実で言うと包帯萌えあたり?

ただそれだけに乗っかってる漫画じゃないんですよね。登場人物の立て方がまたいい感じ。
百舌谷さんは一見一人で全世界を相手にできそうなぐらい強い精神をもってそうで、実際行動もそんな感じです。でもどうもそれは病気を押さえるために作り出した仮の姿。強そうに見える裏側でかなりの葛藤を抱えてそうです。
そして樺島くん。彼はブサイクで勉強、運動はダメ、気の利いた会話も出来ない、でも正直というキャラでなぜか感情移入というか応援したくなるキャラ
ただよくよく考えると、特に長所はないけどふとしたきっかけで気になる女の子と仲良く(この作品では下僕ですが)なる、と典型的なラブコメ主人公の要素を持ってる事に気づいたり。まあこの作品だとツンデレのせいでボロクソ正直な感想を言われまくってますが…。
彼は1巻ではまだよくわかりませんが、連載では徐々に背後の事情が見えて来ているんですが、かなり不幸な状況にあるみたいです。それを思うと行動のけなげさがさらに強調されてきてちょっと泣けます。

ほかにもサブキャラでドMおじさんのM理論とか、竜田君のお兄さんのオタク的論理展開など小ネタにも注目する点がたくさんあって、かなり内容の濃い漫画になってます。

おまけマンガと表紙裏のマンガは作者のエッセイマンガですが、おまけマンガのほうは昔のオタクと最近のオタク(電車男以降あたりですかね)の生態の違いがよくわかっておすすめです。

てか作者が女性でびっくり。アオイホノオとは逆に「このネタの選別と名前からして男」と思い込んでましたから。


4063145123百舌谷さん逆上する 1 (1) (アフタヌーンKC)
篠房 六郎
講談社 2008-06-23

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このページは、nakが2008年8月15日 22:05に書いたブログ記事です。

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