ネット: 2007年5月アーカイブ

なんだか最近この手の話題が多いのは気のせいでしょうかね?

副作用が大きすぎるストレージ・サービス違法判決

要は、「自分が所有する著作物を自分が使用するためだけにストレージ・サービスに許諾なくアップすると著作権侵害である」ということになります。

今回の案件はJASRAC管理のもの(音楽ですな)を対象として争っていたようですが、参照先のエントリにもあるように

一番極端なケースを言えば、自分の所有する著作物を自分に対してメールする場合でも、すべて自前のサーバを経由するのでない限り、著作権者の公衆送信権を侵害し得てしまいます。

なんてことも。(今回の案件でも「協会の許諾を受けない限り、著作権を侵害すると認定した。」となっているので、自作のポエムやら自社の資料を送る分には大丈夫だとはおもいますけど)。
またサーバースペースが業者の所有と見なされているので違法になっているようなので、使用者がサーバースペースを所有するような契約をむすべば回避できるかな、と考えたのですが録画ネットの件からするとそれも難しそうです。

今回の担当裁判官は一太郎のアイコン訴訟の時と同じ人のようで、
「さすがエリート、俺たちには理解できない判決を出してみせる。しかしそこにしびれる、あこがれ…ねーよ」
て感じですよ…。

これが判例として残って、また最近話題になってる著作権の非親告化が実現したら、やりようによってはなんでもできそうですな。

「画像ちゃんねる」管理者ら、猥褻画像公然陳列の共犯容疑で逮捕

この手のはそこら中に溢れていて、何故今更とも思ったけれど、逆にもはや看過できないほどこの手の掲示板が増えて来たから「一罰百戒」のために(悪くいうと見せしめ)逮捕に踏み切ったんでしょうかね?
類似のところが閉鎖しているようですので、その成果はさっそくあらわれますな。

ただ容疑について

逮捕された被疑者らは、既に逮捕されている被疑者らと共謀の上、2006年6月15日〜2007年2月21日までの間、運営会社のサーバー内に男女の性器等を露骨・詳細に撮影した猥褻画像を記憶・蔵置させ、インターネットを利用する不特定多数の者に同画像が閲覧可能な状況を設定し、上記画像にアクセスしてきた不特定多数の者にこれを受信させて閲覧させ、公然と猥褻な図画を陳列した

としてますが「既に逮捕されている被疑者らと共謀の上」ってのはなんか無理がある気が(管理人は違法画像の削除はしていたみたいです)。この前のURL紹介で逮捕でもちょっと無理矢理な印象をもちましたけど、今回も微妙な感じ。
なので、どこかがネットでのこの手の利権を狙ってるんでは、なんて陰謀説を妄想したり。
この後

「性的情報のインターネット上での氾濫が青少年に与える影響を鑑み、インターネットでの性的情報の提供は監督省庁での許可を受けたもののみが行える物とする。この許可を行うにあたっては新たに○○審議会を設立し…」

なんて発表があったら、その妄想もあながち間違いではないと思いますけどね。

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